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EC2 の Savings Plans について解説

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Savings Plans とは

2019 年にリリースされたAWS の長期契約プランです。割引率は下記の通りです。

  • EC2Fargate for ECSの利用料を最大で72%削減
  • Fargate for EKSの利用料を最大で52%削減
  • Lambdaの利用料を最大で17%削減
  • SageMakerの利用料を最大で64%削減

Compute Savings Plans と EC2のSavings Plans,Sage Maker Saving Plans のプランが展開されている。

Savings Plans の仕組み

節約プランは、1 年または 3 年契約の一貫した使用量 (USD/ 時間) へのコミットメントと引き換えに、EC2、Fargate、Lambda の使用量が低くなる柔軟な料金モデルです。節約プランでは、ニーズに最適なコンピューティングオプションを使用でき、自動的に費用を節約できます。節約プランにサインアップすると、割引料金が請求されます。[Savings] コミットメントまでの使用量に対する料金プランです。節約プランでは、特定のインスタンス設定やコンピューティングサービスに対する契約をするのではなく、コンピューティング使用量 (例:10 USD/ 時間) をコミットすることで、簡単に請求額を削減できます。アマゾンウェブサービスには、コンピューティング削減プランと EC2 インスタンス削減プランという 2 種類の節約プランが用意されています。
つまり、「これだけ使うよ!」といえばその分に対して割引が適用される形です。
身近なユースケースだと回数券みたいなイメージですね(10回分買うと1,2回おまけされる)
こちらの Savings Plans ですがユースケースによって大きく三種類から選択できます。
  • Compute Savings Plans は、コストを最大で 66% 削減する、最も柔軟性が高いプランです。Compute Savings Plans はインスタンスファミリー、サイズ、AZ、リージョン、OS、テナンシーに関係なく、EC2 インスタンス、AWS Fargate および AWS Lambda のご利用に自動的に適用されます。
  • EC2 Instance Savings Plans は最も料金が低く、リージョンの個々のインスタンスファミリーの使用に対するコミットメント (バージニア北部での M5 使用量など) と引き換えに最大で 72% 節約できます。これにより、AZ、サイズ、OS、テナンシーに関係なく、そのリージョンで選択したインスタンスファミリーのコストが自動的に削減されます。EC2 Instance Savings Plans では、そのリージョンのファミリー内のインスタンス間で使用量を柔軟に変更できます。
Compute Savings Plan EC2 Insntace Savings Plans
最大割引率 66% 72%
リージョンの柔軟性 Yes No
AZの柔軟性 Yes Yes
インスタンスファミリーの柔軟性 Yes No
インスタンスサイズの柔軟性 Yes Yes
テナンシーの柔軟性 Yes Yes
OSの柔軟性 Yes Yes
Fargateのサポート Yes No
  • SageMaker Savings Plans は、SageMaker のコストを最大 64% 削減するのに役立ちます。これらのプランは、インスタンスファミリー、サイズ、コンポーネント、AWS リージョンに関係なく、SageMaker の使用に自動的に適用されます。

最も割引率が高いのが EC2 Savings Plans ですがリージョンとインスタンスファミリーを指定する必要があります。このように使用できるサービスと固定度合いによって割引率が変化しています。

参照元:AWS 公式Blog
こちらはCost Explorer で確認できるレコメンドです。時間単位の Savings Plan コミットメントを $2.40 購入し、オンデマンドと比較して月額 40% (約 $1200) 節約できるプロジェクトを購入することを推奨しています。

また、他にも料金支払いを、前払い or 後払い or 一部前払いといった設定ができます。これらの設定によっても割引率が変化することを抑えましょう。

以上、ご愛読ありがとうございました。

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